電池交換に合わせ定期的にメンテナンスすることにより、愛着のある時計を末永く快適にお使いいただけます。時計修理工房おすすめのメニューです。
- 電池交換………古い電池を新しい電池に交換します。長寿命・高性能の酸化銀電池を使用。
- 磁気抜き………磁気帯びの有無を確認し、帯びていれば専用の機械で磁器抜きを行います。
- パッキン交換…防水パッキンの変形・ヒビなどをチェックし、新品に交換します。
- 防水検査………防水性のある時計については、防水試験機を使って防水性を測定します。
- 外装の洗浄……超音波洗浄機とブラシで、ケースやベルトなどのクリーニングを行います。
※革ベルトは洗浄は不可でございます。
※金属ベルトでございましても、モデルにより洗浄が不可の場合がございます。
※電池交換のみのご依頼の場合は、往復送料がかかります。
ご依頼の方法は2つ!どちらでもOKです
無料見積配送パックのご利用
遠方にお住まいなどの理由で店舗に来れないという方は、「無料見積配送パック」でも電池交換をご依頼いただけます。
お申し込みページからパックをお取り寄せいただき、交換されたい時計をお送りください。お見積りの上、対応させていただきます。
ご来店でのお持ち込み
電池交換をお急ぎの方、他の不具合などについてご相談されたい方は、時計修理工房にご来店いただき、時計をお持ち込みください。
お買い物ついでに持ち込まれるお客様も、たくさんいらっしゃいます。
電池交換も、プロの時計修理職人に任せて安心
海外ブランドも対応可能!他店で断られた方もお任せください
「そのブランドは、うちでは取り扱いできません」こう他店から断られたご経験はありませんか?
ご安心ください。時計修理工房では、国内はもちろん海外ブランドの時計の電池交換も、数多くの実績がございます。ぜひご相談・ご来店ください。また店内には経験豊富な時計修理職人が常駐していますので、対応の可否などをその場でお答えできます。
技術の必要なショパール、エベル、パテック、グランドセイコー、クレドールなどの電池交換にも対応しております。ぜひご用命ください。
動かないのは、電池切れじゃない?時計職人が故障の原因をその場で究明
「時計が動かない」イコール「電池切れ」とは限りません。何か別の故障や不具合が原因かもしれません。もしそうなら電池交換しても無駄ですよね……。
時計修理工房では、腕利きの時計修理職人が常駐しています。だから時計の動かない原因をその場で調査・特定することが可能です。ただ電池交換するだけでなく、お客様の時計が正常に動くようになるまで、きちんと対応させていただきます。
高品質の「酸化銀電池」を使用しています!
「どんな電池でも、動けばいいんでしょ?」…違うんです!
腕時計に様々なブランド・型式やサイズがあるように、時計用電池もまた数多くの種類があります。
時計のパフォーマンスをより長期間持続させるためには、その時計に合った電池を選んで使うことが非常に大切なのです。
また電池の種類によって、寿命や性能の安定性なども違ってきます。
腕時計の電池はそう頻繁に交換するものではありません。しかも精密機械です。長い目で見れば、より長期間、安定した性能を発揮できる電池をお使いいただきたいと当店では考えています。
「酸化銀電池」はココが違う!
時計修理工房では、電池交換の際、大手メーカーの村田製作所が製造・販売している「時計用酸化銀電池」を使用しております。主にセイコー系時計用の電池として製造されているSRボタン電池です。
◆大きな電気容量で長持ち
酸化銀電池は、正極活物質として主に酸化銀、負極活物質として亜鉛を使用した小型電池です。単位体積当たりのエネルギー密度が高く、そのため一般的なアルカリ電池(LRボタン電池)の約2倍の電池容量が得られます。特に同社の酸化銀電池は独自の高精度材料配合技術により高エネルギー密度を実現しています。
◆安定した作動電圧
酸化銀電池は、放電時(使用時)の作動電圧が最後まで安定しているのが特徴です。そのため、少しの狂いも許されないクォーツ時計や電子機器、医療器具や精密機器などの動力として幅広い用途で使用されています。
◆液もれに強い
ボタン電池を長期間使用していると、電池内部の電解液が外部に漏れ出すことがあります。これを「液もれ」といい、時計の故障を引き起こす原因の一つです。村田製作所の酸化銀電池は、独自の特殊シール材処理及び封口技術により優れた耐漏液性を実現しています。
◆水銀・カドミウム・鉛を使わず、環境に優しい!
従来のSRボタン電池では、液漏れを防ぐための防食材として水銀や鉛を使用していました。同社の酸化銀電池は、EU電池指令が規制している3物質(水銀、カドミウム、鉛)を含有しておらず、その基準を満たしています。(本電池はRoHS指令の対象外です)
作業工程(安心ケアフルコースの場合)
工程1:状態のチェック
腕時計のケースや文字盤を見回し、異常がないかをチェックします。
また、リューズを回した時の固さや針の動きもあわせて確認します。
工程2:磁気チェック・磁器抜き
方位磁石を使って、時計本体の磁気帯びがないかチェックします。
時計のムーブメントは磁気の影響を大きく受けます。使用する間にケースやムーブメントが磁気を帯びてしまうと、本来の精度を維持できなくなってしまうのです。
磁気帯びが確認できたら、専用の機械を使って磁器抜きを行います。
工程3:裏蓋開け
本体からベルトを外した後、オープナーを使って裏蓋を開けます。
裏蓋の構造には大きく分けてコジアケ式、スクリュー式、ネジ止め式などがあります(写真はコジアケ式です)。また、一部ブランドの時計は専用工具が必要になります。
工程4:電池交換
裏蓋を開けたら、古い電池を取り出して新しい電池に交換します。
時計修理工房では、長寿命・高性能の酸化銀電池を入れています。
工程5:洗浄
ケースやベルトなど外装のクリーニング(洗浄)を行います。
まず超音波洗浄機を使って洗浄した後、ベルトの隙間など汚れの取れにくい箇所はブラシで手洗いします。
工程6:パッキン交換
防水パッキンのチェックと交換を行います。
ケースの中で長年圧迫されていたパッキンは、変形、ヒビ、溶解などの症状が見られることが多くあります。
工程7:防水性の合否判定
防水性のある時計については、最後に防水テストを行います。
防水試験機を使って防水性を測定します。基準値をクリアしていれば完了となります。
注意事項
- 修理期間は、内容により異なります。
- また、防水検査(シンプルケアコースを除く)で防水性の確認は行いますが、その後の保障は致しかねます。
- パッキン交換(シンプルケアコースを除く)の際、特殊パッキンが使用されていた場合は、交換無しもしくはパッキンのみ別途見積もりとなります。
- ご依頼いただいた時計が、コピー品、模造品であったことが判明した場合、ご連絡の上で返送させていただきます。その際は、往復送料、代引手数料をご負担いただきますのでご了承ください。
- アンティーク品や古いモデルでは、修理対応ができない場合があります。その場合はご連絡の上、ご返却いたします(対応不可の場合、返却の送料・手数料は無料です)。
部品加工や代替部品で修理できる場合はあらかじめご連絡させていただき、お客様のご了承を得てから修理を開始いたします。